先日盲導犬の撮影とアテンドを経験してきました。
全3組の方々と半日過ごしました。
私もこんなに長い時間、身近に盲導犬と接したのは初めてでしたが
とても良い気づきをいただきました。
一緒に街を歩いてみると、障害のある方にとっていかに歩きづらい街の
作りなのかが良くわかります。盲導犬にとっても大変ということです。
良いことも悪いこともありました。
盲導犬ユーザーさんにとても不親切な公共施設の係の人
押しボタン式の横断歩道なのに中央分離帯の待つ場所にとまってしまうと
ずっと青にならないしボタンもない横断歩道。
その他色々ありました。
もちろん悪いことだけではなく、進んで道を空けてくださる方。
「仕事中だから今は触ってはだめだよ」とちゃんとお子さんに説明をして
対応してくださるお母さん達。
盲導犬たちはハーネスを付けた仕事中は全身の神経を敏感に働かせ、
ユーザーさんが電車に近づくとその間に入って退くように促し、
街で障害物に当たりそうであれば避ける。止まる。仕事の顔です。
しかしハーネスを外すと普通のラブラドール。
ドッグランでも勢いよく駆け回り、ボールを投げてとねだります。
人とコミニュケーションをとることが大好きなレトリバー。
この子達だからこそ出来る仕事でもあるのだと感じました。